嵐山渡月橋の近くにある桂川は、過去に何度も水害が発生していることから、
淀川河川事務所・京都府・京都市が左岸溢水対策を検討してきました。
観光名所のため、現状の景観を極力変えず、嵐山地区の文化財としての価値を
減じないため地下埋設型の可動式止水壁が採用され、令和3年4月に設置されました。
止水壁は全長約300m、高さ約1.5mですが、通常時は地面下に格納されているため
普段は見ることはできません。
この止水壁を上下するための装置として、弊社より小型3連弁付シリンダ(120本)と
可搬型油圧ユニット(4台)が納入され、期待通りの能力を発揮しました。
可搬型油圧ユニットはエンジン式なので、どこへでも移動可能であり、その場で簡単に
操作することが出来ます。
必要時には可搬型油圧ユニットにより、止水壁を地面より押し出して、全長300mの
止水壁を築きます。
これにより、水害を未然に防ぐことが出来るようになりました。
渡月橋を訪れた際には、景観はもちろんですが、川沿いの地面にもちょっと目を
向けてみてください。









